心の声、一生懸命願うとき夢がかなわない理由がわかります。
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ライフバランスハーモニーの大田です。
夢がかなわない計算式
祈ったり、願い事をしたり念じたことはありませんか?
一生懸命願ったり、念じたりするときの
「一生懸命」というのは、顕在意識の領域にあります。
自分の力を十分発揮するには
意識できる顕在意識だけではなく
潜在意識に働いてもらう必要があります。
顕在意識は全体の1割弱
潜在意識は8割強です。
2つの意識が統合すれば前に進むパワーは
1+8=9
でオッケーなのですが
2つが統合しなければパワーはマイナスになってしまいます。
1-8=-7
これでは前に進めません。
2つの意識を一致させ同じ方向を向かせる
ということが大事なのです。
2つの意識の反発
ここでもう一度
顕在意識と潜在意識を、わかりやすく実話で解説してみましょう。
田山さん(仮名)は、
いつも仕事での肝心なときに交渉がうまく行かず悩んでいたそうです。
おしゃべり上手でスポーツマン、体育会系で
女子の人気も高く誰からも好かれる性格なのに
お客様との交渉となるとどもったりおどおどしたり喋れなくなる。
失敗がさらに意識に深く刻まれ
交渉事が増えてくると身体が重くなり
会社を休みがちになったそうです。
彼のケースでいれば、顕在意識と潜在意識が
統合されずバラバラ潜在能力がしっかり
一致していなかったと言えます。
かなわない理由
こう言う場面では、顕在意識は
「交渉を決めたい 決めたい」
と思っています。
しかし潜在意識はどうでしょう。
「これを決めなかったら会社は何百万円の損だぞ」
「決めなかったらどうするんだ」などと思っています。
こうした不安の元が顕在意識に伝わると、
意識の中で葛藤が生まれます。
このときの葛藤がノルアドレナリンを分泌させ
マイナスイメージを引き起こすのです。
潜在意識はイメージに弱い。
だからこそ、潜在意識に目標の情報が正確に伝わらず、
お客様との交渉で落ち着いて話す」ための
能力が発揮できないのです。
彼には話す技術はあるし
ロープレも何回もしてスキルはあります。
だから落ち着いて話す事だけに集中すれば良いはずです。
しかし不安に対して、「何とかして交渉を決めたい」
という欲が邪魔をし、
潜在意識に正確な情報を伝えにくくするのです。
そうわかりやすく言うと
私たちの脳の中には二人の自分がいて
彼らがお互いに足を引っ張ると、
力を発揮できなくなってしまう。
だからこそ何度も言うようですが
人間が潜在能力をしっかり発揮するという事は、
顕在意識と潜在意識が統合されることが大事なのです。
一致させる
協力させ同じ方向に目標を向かわせる必要があるのです。
「自分はこうしたい」「こうなりたい」
とイメージする事は、
顕在意識のレベルです。
意識だけなら「○○したい」
だけで終わってしまいますから、
目標もただの欲と同じなのです。
しかし顕在意識と潜在意識がが一致され統合されている場合、
「俺はいつまでにこうなりたい」という目標が、
意識によってイメージ化され、
それがすっと自分の中の
潜在意識に入っていくのです。
田山さんはその後メンタルトレーニングを取り入れて
○○を書き換えてその障害を克服するのですが
それはまた次の機会に書いていきますね。
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