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ライフバランスハーモニーの大田です。
Self image
セルフイメージと
エフィカシーの高さって生きていくことにおいて
重要な事柄です。
人生や幸せ、人間関係までもを大きく左右します。

「自分について、抱いているイメージ」のことを指し示しています。
つまり「自分に対するイメージ(印象)」のことです。
エフィカシー(自己効力感)とは『ゴール達成に対する自己評価』のことで
コーチング理論でとても重要な概念です。
簡単に言いますと『自分はできるんだ!!』
という根拠のない自信です。
自分が持っているセルフイメージと、
本当の自分の能力とが
大きくズレている方が多いのです。
つまりは自分なりに作ってしまった
「人間はこうでなければならない」
「こうならなきゃ幸せになれない」
って理想像と
自分に対して持っているイメージが一致していない状態です。
いわゆる「自己の勘違い」。
その自己の勘違いは、
いままでの人生の中で
形成されてきたものです。
親や先生や大人や先輩はてはお友達
誰か一人に言われたことが、
ずっと心に引っかかってできたもの
かもしれないし
いろんな場面状況の積み重ねで
できたものかもしれない。
そしてその勘違いに差がありすぎると
自分を許せなくなります。
思い込みの自分
たとえば、Yさんは自分で思っているほど太ってはいません、
しかし彼女がよく言っているのは
「自分はデブだしもっとやせないと誘ってもらえないから」です。
何度も何度もダイエットに挑戦しそのたびに苦しんでいます。
私からみると、そんなに太ってはいない
素敵なYさんですが
でも、彼女のセルフイメージはそうなのです。
セルフトーク
だから彼女は自分で「太っている私」を
セルフイメージとして持っています。
だから
「太っている私」
をイメージとして持ち続けるので
潜在意識がそれに向かってしまうのです。
さらにイケないのが
ほぼ無意識に繰り返されてきた「セルフトーク」です。
人間は起きている間に6万回も思考する
と言われています。
Aさんは
「太っている私はやせなきゃ」
これを何度も、いや何万回もイメージし
自分を責めることを繰り返してきたのです。
心の声は叫んでる!
実際にはあまり太っていないのに、
自分は太っていて痩せることができない、
と思っていれば
あまり満たされた日々ではないでしょう。
それだけではなく
セルフイメージもエフィカシーも下がってしまい
今後の人生に多大な影響をあたえてしまう・・・
誰かに影響され作ってしまった基準で行動し、
思い込んでいると
メンタルアクティベートでは、
自分を注意深く観察し、
まともに向き合い
セルフトークを精査して変えていく、
というトレーニングをやったりしますが
これは、現在のセルフイメージを的確に捉える上で
非常に有効です。
頭の中で無意識に繰り返される
「自分について自分が下している評価」。
ネガティブなものも、ポジティブなものも
これを徹底的に洗い出せれば
もっと自分が見えてきます。
自分に対するセルフイメージを
なるべく沢山、見つけてみましょう。
そこで行われているセルフトークを改善し
それらを本来の形に変えていくことで
私たちはさらに自由になれるのです。

大田 裕

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