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生まれ変わり
人間界へ降ろされて
修行を何度も積む
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私達って輪廻転生する

世界各地にあったという考え方です。
現在でも、4割以上の日本人が
「生まれ変わりはある」と
考えている説もあります。
外国には「前世の記憶」を研究する大学の施設もあるし、
「前世の記憶」を語る事例もテレビや研究などで発表されています。
輪廻転生(りんねてんしょう)とは
人間は死んでしまうと消滅してしまうのではなくて
魂だけが残り生まれ変わって修行を続ける。
という考え方です。
輪廻転生は修行
輪廻転生論はいくつかありますが
共通している現象は
前世の記憶がない
ということです。
(輪廻転生論は諸説ありここでは人間は人間に転生する、と言う説に基づき記述します)
たまに前世の記憶があったり
退行催眠などで思い出したりしますが
基本的にはありません。
なぜか?
それは「前世の記憶」や
モラル、
経験、トラウマなどが
成長のじゃまになるからです。
つまり「前世の続き」をしない
ためです。
同じパターンだと成長しないでしょ。
新しい経験、新しい考え方、
新しい夢などを
新しいやり方で挑んでもらうため。
そうすることにより
新たなチャレンジ、
新たな成長ができます。
じゃ、生まれ変わりって成長のチャンスなんだ。
そこまで今の人生精進しなきゃ
って想うのはここまで。
今日の話はここからなんです。
毎日死んでいる
実は、私達って每日「輪廻転生」と
成長のチャンスを
与えられているのです。
そのチャンスは睡眠
寝るたびに
私達って「一回死ぬんです」
寝るたびに魂は「涅槃」に行くんです。
涅槃とは
仏教の理想である、仏の悟りを得た境地で、死を表す言葉。
ところが目が覚めると魂は人間界に戻されてしまい
そして「記憶」も戻されてしまうのが
元来の「輪廻転生」と異なるところ。
それが修行であり
生きている、ということなのです。
しかし、苦しみやトラウマもそこからきます。
うまくいっている時は良いのですが
うまくいかない時。
堕ちているときも
昨日の記憶を持ったままの自分が
「昨日の続き」を生きてしまう。
昨日の続きの自分
昨日まで形成された記憶
昨日までに作られた限界
だから、苦しみや悩みから長い間抜け出せないのです。
酒や何かで紛らわせても
しょせん紛らわせただけ
終わらせたわけではありません。
いつのまにか、昨日の自分にもどってしまう。
生まれ変わるには
そこで、自分で「昨日の続き」を終わらせる
必要が出てきます。
気分を一掃して
昨日の自分におさらばして
新しい自分になる。
昨日の負の記憶を薄めて、
忘れて、置いてしまいましょう。
新しい自分になるために。

大田 裕

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