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コロナで変わったもの
生活様式や考え方
企業形態、働き方
コロナはお客様が欲しいモノ
にも影響を与えました。
それが察知できないと
あなたが販売する商品やサービスを
変更することだけ考えてしまって
偏った考えに陥り
『ある勘違い』を生んでしまいます。
よくある問い合わせ
このお話を読んでみてください。
「ワタシの住んでる(ビジネスしてる)地域って
同じスキルのセラピストさん多いんです。
だから競争が激しく
お客さまをゲットする機会は
少ないんじゃないでしょうか?
同じセラピストのいない地域でやろうかな?」
そう
『売り物がスキルだけ』なら
そのほうがいい。
しかしあなたの売り物がスキルだけなら
どこの地域にいっても同じことです。
だってあなたが開業しても
同業者が進出してくれば同じことでしょ。
そのたびに場所を変えますか?
このお話は
場所を変えることだけでなく
今の時代アフターコロナ
商売替えや商品変更にしても
ぉなじ現象が起こります。
感情の影響
それはコロナあとの今でも同じこと
みんな同じことを考え
同じ流れで
似たようなことをしていても
同じモノやスキルを売っていたのでは
お客様を奪い合う競合は絶えないのです。
えっ
でも同じスキル以外に何を売るの?
って・・・
それは見えない感情のセールスです。
ボクは不動産業のセールスを
20年ほどしていました。
家がほしい方は本当にわずかしか
いなかった。
本当に欲しいのは人それぞれ違うけど
感情でした。
・家を買った(買えた)というステータス
・親を安心させたい。
・家族に認められたい。
・治安のいい地域に住みたい
・セキュリティの高い家に住みたい
他にもいろいろありますが
そのような感情が欲しかったのです。
車にしても
なぜベンツやBMWを購入するの?
なぜランドクルーザーなの?
なぜカローラなの?
なぜ軽自動車のハスラーなの?
さらに
お父さんはなぜあの散髪屋に行くの?
お母さんはなぜあの美容室のあの美容師なの?
あなたはなぜあの店なの?
Webで感情をリサーチするには
お客様と顔を合わせられるビジネスなら
お客様よりNEEDSやWantsを感じることができます。
言葉の抑揚や表情などで読み取る事もできます。
しかしWebの世界ではそれが読み取れません。
全てはWebを通しての
一方通行のコミュニケーションだからです。
であればどうすればいいのか?
全てはリサーチ(調査)につきます。
まずペルソナ
を設定し
そのペルソナの興味のあること
悩み、解決したいことなどを
Webで調査します。
そしてそれに伴って
ブログやSNSで発信し
反応ををGoogleアナリティクスなどで
リサーチし改善していきます。
方法じゃなく結果
人は、心が痛くて
セラピストやカウンセラーに行くときに、
方法は注文しないのです。
心の痛みを伝えれば
セラピストやカウンセラーは
お客さま一人ひとりに合わせて
心理治療をカスタマイズし、
自分の「想い」を乗せて、
お客様の欲しい結果(感情)に沿って施術します。
お客様はそこに代金を支払うわけです。
それこそが特定の専門家であり
そこだけのサービスなのです。
つまり、
治療法だけを売っているという方は
サービスを提供しているのではなく、
ただ作業をしてるだけです。
◯◯セラピーって「治療法」を
施しているに過ぎません。
カウセリングが欲しくてカウンセラーのページに
たどり着く方というのは本当にわずかですが、
辛くて救いを求める人は五万といます。
どうしても気分が落ち込んでいて
どうしようもなく不安解消したい方は五万といますが、
「○○セラピー」それだけを受けたいと
思うひとは本当にわずかなのです。
欲しいのは「安心」
今の時代お客様の欲しいものは何でしょうか?
食べ物屋を例に取ると
デリバリー
通販
持ち帰り
ができるから
その商品が欲しいというよりも
安心
安全
清潔
に守られたその商品を購入したい。
のです。
あわててデリバリーを真似して
競合他社と同じことをしても
価格競争や過剰サービスに巻き込まれてしまう。
想いとは
お客の需要にあわせて、
どのような解決方法があるのか?
そして・・・
自分は「想い」を込めて
何ができるのか?
を提案できて、
はじめてサービスと呼べるのではないでしょうか?
「想い」は思いではありません。
思い、とは自分で思うこと
想いとは
相手の心を想う「想い遣り」です。
自分の「想い」が「商品やサービス」とマッチして
あなたならではの「独自の売り」が出来あがる。
それこそが、オリジナルであり
この世でたった一つのサービスであり
USP
なのです。
あなたのペルソナをはっきりと設定し
あなただけのUSPを見つけてみませんか?
それが今混迷している時代に
ビジネスを再構築するヒントになります。
あるイラストレーターを目指す女のコがいました。
彼女は将来インターネットを通じて自分を売り出し
有名になることを夢見ていました。
しかし彼女には実績も資金も知識もありません。
いつか、いつか、いつか・・・
魔法使いのおばあさんが
現れることをいつも夢見て
描いていました。
そんな通常の毎日にあるニュースが飛び込み
彼女の夢は現実になるのです。
大きな利益と発展を願って
大田 裕
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