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後輩がこれから仲間と居酒屋をやる、とのことを相談を受けたのが去年
その時にいろんな懸案事項があり
「wait]したのですが勢いがありすぎ強引にスタート
しかし、予想通り撃沈してしまいました。
甘い罠
後輩にその話が来たのは去年の8月
居酒屋の店舗が店を閉めるので「居抜き」で使える。
スポンサーが見つかったのでいっしょにやらないか?
と友人から誘いが来た。
後輩は飛び上がって喜び
僕のところに相談に来たのだが・・・
敗因はなんなの?
後輩に僕が行ったことはまずその質問。
そこは飲食店も夜のお店も多い場所
以前の居酒屋はなぜ店をたたんだの?
続けられなかった理由はなんなの?
原因は分かっているの?
その居酒屋の前も居酒屋だった気がするけど
同じ間違いではないのかな?
後輩は不服そうな顔をした。
ちょっと待ってSTB
さっきも話したけど
そこは飲食店も夜のお店も多い場所
同じような店が立ち並んでいる。
まざか「価格で勝負」なんて
馬鹿な真似をすると続けていけないよ。
更に僕は続けた。
セグメントは決まったの?
まずはどのような年齢層が多いのか?
顧客のニーズや特徴、
性格などから市場を細かく区切って見ようよ
ターゲットは?
市場を細分化したら
細かくフォーカスし
狙うべき顧客を絞る。
それに伴うポジションは?
顧客のターゲットを決めても
競合と被ってしまったら
価格競争に巻き込まれ沈没する。
周りを市場調査しマップを作って、
競合の提供価値と差別化をしようよ。
USP
嫌われるのを覚悟で僕は続けた。
USP(Unique Selling Proposition)
つまり君と友人の店が持っている
商品やサービスが持っている独自の強み
他店との差別化はどう考えてるの?
不服そうな彼は何も言わず去っていった。
しかし
うまくいかないことを繰り返す
彼と彼の友人は突っ走り
予想通り今までの居酒屋と同じ道を辿ってしまった。
悲しいことだが
ビジネスを勢いと思いつきでスタートしてしまった結果だ。
うまくいかない人はうまくいかないことに氣がつかず
一生懸命になってしまう。
そういう失敗を繰り返さないためにも
STBや調査
それとUSPが大事です。
ビジネスとは最短で最速で
最高の利益とパフォーマンスを生むためのものだから。
追伸
この度事業をなされている多
忙の方よりリクエストが多くあり
早朝、深夜のセッションやスクールを
増やしていこうと考えています。
大田 裕
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